TASO-LOG

面白いと思ったアメリカの番組、動画、記事、そして英語のスラング、表現、言い回しなど、普段の生活で為になりそうなことを日本語で書いていきます。I will be writing about funny/interesting videos, articles, good restaurants in Japan, and useful words/sentences in Japanese.

The Big Bang Theory Season 1 Episode 2 中編

こんにちわ!
 
今回は前回の続き、The Big Bang Theoryの第2話をまたhuluを
見ながら書いていきたいと思います!
前回では、本当に序盤の、ハワードが「ロシア語で美人と言われたことないの?」
という決めゼリフ(?)で終わりましたよね。
 
そのままペニーはレナードに、「明日家具が届く予定なんだけど、
私がもし居なかったらサインして、業者さんに私の部屋まで入れてもらえるように
言ってくれる?」と頼みます。
 
このすぐ後に、レナードがペニーを自宅へ誘いますよ!
 

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(残り19:03から)
"Penny, wait!"
「ペニー、待って!」
"Yeah?"
「どしたの?」
"Um... If you don't have any other plans, do you wanna join us? 
For Tai food and a Superman movie marathon?"
「えっと。。。もし他に予定が無ければ、一緒に
タイ料理とスーパーマン映画の連続放映を見ない?」
"A marathon? Wow, how many Superman movies are there?"
「連続放映?スーパーマンの映画って何作あるの!?」
"You're kidding, right?"
「冗談でしょ?」

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"You know, I do like the one where Louis Lane falls from the helicopter and
Superman swooshes down and catches her. Which one was that?"
ロイス・レーンがヘリコプターから落ちてスーパーマンが彼女を
空中でキャッチする奴は好きよ。それはどれだっけ?」
"One."
「最初の奴。」
"You realize that scene was rife with scientific inaccuracy."
「あのシーンは化学的におかしいよね?」
"Yes I know, men can't fly."
「そうね、男の人は飛べないもんね。」
"No, no, let's assume that they can."
「いや、仮に飛べたとしよう。」
ここでまたシェルドンのうんちくが始まり、
スーパーマンのヒロインのLaneさんがスーパーマンにキャッチされたら
絶対に3分裂してしまうはずだ!と語ります。笑
 
そこからオタクたちの、スーパーマン関係の軽い口喧嘩が始まり、
ペニーはついていけないので帰ってしまいます。
 
残念!笑
 
さて、ここで使われている「marathon」ですが、これは陸上競技のマラソンではありません。
 
日本でもテレビで、例えばですが、「相棒」の映画を連続で放映したりしますよね?
このように、映画などのシリーズをノンストップでテレビで放映することを、
英語では「marathon」と言うのです!
 
以外と使う事言葉ですよー!
 
次のシーンではペニーの家具を持ってきた業者さんが一階に荷物を置いて帰ってしまいます。
マンションのエレベーターは壊れているので、レナード達がペニーの部屋まで持って行って
あげなければなりません。

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シェルドンが何も道具がないし、力もないから無理だよ!
と言いますが、レナードが「僕たちは物理学者だ、大丈夫だよ!」
と言って、荷物を傾けて苦労しながらも、なんとかペニーの家に運びこもうとします。
その途中で荷物が階段をつたって、ずるすると落ちてしまいます。
 
ここでのシェルドンのセリフに注目!

 

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(残り15:19時点)
"Ah, gravity, thou art a heartless bitch."
「ああもう重力よ、君はなんて残酷なんだ。」
 
これはシェルドンが洒落て。。。るはわかりませんが。笑
昔の英語、日本語で言う古文の言葉で喋っているセリフですね。
 
シェイクスピアや他の昔の英語を読んだらわかりますが、
 
「Thou」は「You」, 「art」は「are」となり、結果シェルドンは、
"Ah gravity, you are a heartless bitch."
「重力よ、君はなんて心のない奴(ビッチ)なんだ」
 
と言っているわけです♪
 
まさかシェルドンがこんな悪い言葉を使うなんて。。。!
でも、あまり言わないキャラが言うからこそ、面白いもんですよね♪
 
その後、荷物を運んでいる途中の二人の会話に注目!
 

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(残り15:15時点から)
"you do understand that our efforts here will in no way increase the odds of
you having sexual congress with this woman?"
「僕たちのこの頑張りはお前とあの子(ペニー)がセックスする確率をあげたりしないぞ」
"Men do things for women without expecting sex."
「男はセックスを期待しなくても女性に優しくするもんだ」
"Yeah, those are men who just had sex."
「その男達はセックスしたばっかりの奴らだろ」
"I’m doing this to be a good neighbor. In any case, there’s no way it could lower the odds."
「良いご近所さんになるためにやってるんだ。これをすることで確率が下がることは無いだろうし」
 
ここで使われている「odds」ですが、この言葉、よーく使います。
日本語でも賭けをしている時に「オッズ」と言いますよね。
英語ではギャンブルだけではなく、普通に「確率」と言いたい時、
この言葉を使います。
 
例えば抽選なんかでパソコンを手に入れようとしている時なんか、
"What's the odds of me winning this laptop?"
「このパソコンが当たる確率は?」
 
とか言ったりしますね。
 
あ、ちなみに「laptop」は日本語で言う「パソコン」です。
膝の上に乗せられる、小型で軽いものと言う意味で、
lap = 膝 の top = 上 です。
 
普通のデスクトップは、英語でもdesktopともcomputerとも言います。
でも、どちらかと言うとcomputerって言う人の方が多いですかね。
まぁ、どちらでも通じるのでご心配なく♪
 
二人は一生懸命荷物を運び、ペニーの部屋に置きました。
すると美女の部屋とは思えないくらいの散らかりっぷり!

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潔癖性のシェルドンは「こんなのカオスだよ!」と取り乱し、
レナードの注意を気にせず、片付け始めてしまいます。。。笑
 
するとペニーが帰ってきて、二人は家に帰ります。
 
その夜。。。事件は起きました。ピシャーン(雷の音)
 
ドアが開く音で目覚めたレナード。
自分の身を守るため、ライトセイバーを装備しています。笑

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シェルドンがペニーの部屋を掃除しに行ったと
勘付いたレナードは、ペニーの部屋へ。
 
このシーンのセリフを見てみましょう。

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(残り11:51時点から)
"Sheldon!"
「シェルドン!」
"Shhhhhh! Penny's sleeping."
「シーッ!ペニーが寝てるんだぞ」
"Are you insane!? You can’t just break into a woman’s apartment in the middle of the night and clean!"
「お前頭おかしいのか!?夜中に女性の部屋に侵入して片付けなんかしていいと思ってるのか!」
"I had no choice. I couldn’t sleep knowing that just outside my bedroom was our living room, and just outside our living room was that hallway, and immediately adjacent to that hallway was… this."
「仕方がなかったんだ。僕の部屋の外に僕らのリビングがあって、その外には廊下があって、
『コレ』がその廊下に隣接してると思ったら。。。眠れなかったんだ。」
 
ここでレナードが言ってる「break into a woman's apartment」の「break into」。
これは訳のままの「侵入」と言う意味ですが、
これはどちらかと言うと空き巣などの悪質な侵入者を表す時に使うことが多いです。
 
例えば車上荒し。「昨日車上荒しにあっちゃってさ。。。」
と言いたい時は、"Someone broke into my car yesterday."と言いますね。
 
お兄ちゃんをびっくりさせたくてお兄ちゃんの部屋に侵入する、
という様な軽い感じと言うことであれば、「sneak into」を使います。
"I snuck (sneakの過去形)into my brother's room yesterday to scare him."
「昨日お兄ちゃんを驚かせる為に、こっそり部屋に入ったんだ」の様な感じですね。
 
シェルドンの場合、物を盗んだりするつもりは無くても不法侵入ですし、
ペニーにとっては悪質以外のなんでもないので、break intoを使ってもOKですね。
レナードは、「ペニー絶対怒っちゃうよ!これ良くないよやめようよ!!」と
いうニュアンスを含めて、「break into」を使ってます。
 
レナードがそのまま「いいから行こうよ」と言うと、
「もっと低い声で話した方が良い」と、シェルドンのうんちく教室がまた始まります。笑

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どうやら女性は泣いている赤ちゃんの声に気づく為に、高い音に敏感にできているのだそうです。
 
なるほどー。。。。。って、私目覚ましで全然起きれないんですけど。。笑
 
まあそれは置いといて。笑
 
このまま結局レナードもシェルドンと残ってペニーの部屋のお片づけを始めてしまうのでした。
 
ちょっと長くなってきたので今日はここまで!
 
次回で終わらせますよー!笑
 
それではまた♪