TASO-LOG

面白いと思ったアメリカの番組、動画、記事、そして英語のスラング、表現、言い回しなど、普段の生活で為になりそうなことを日本語で書いていきます。I will be writing about funny/interesting videos, articles, good restaurants in Japan, and useful words/sentences in Japanese.

Breaking Bad Season 1 Episode 1 前編

こんにちは!
 
今回はBig Bang Theoryではなく、これからBig Bang Theoryと並行して
書いていこうかなと思っている海外ドラマのシーズン1の第1話を見て行きたいと思います!
 
そのドラマとは。。。。。
 
「Breaking Bad」です!!!

 

今すごーく人気ですよね。
有楽町のビックカメラとかにもでっかい広告貼ってあったりしますしね。
 
賞もエミー賞ゴールデングローブ賞、全米映画俳優組合賞をはじめ、
数々の賞を受賞しています。詳しくはウィキペディアで!笑
 
 
その今流行りのドラマをもっと理解して、面白く観れるよう、
ストーリーの中で出てくる言い回しやスラングを解説したいと思います♪
 
実はこのドラマについて書こうと思った理由は、うちの旦那です。笑
うちの旦那(埼玉出身、新潟と青森のハイブリッド)がすごくファンでして、
スラング教えて!Breaking Badのこと書いて!」としつこぉおーーく言ってきてたので。笑
書くことにしました。笑
 
さて、今回もおなじみのアプリhuluをで見ながら書いていくわけですが。。。
 
最初にまず、どんなあらすじなのか、
何故「Breaking Bad」と言うタイトルなのかを確認しておきましょう。
 
あらすじは、肺がんで余命2年を宣告された高校の化学教師ウォルター(主人公)が、
家族にお金を残すため、化学の知識を活かし、覚せい剤の密造や売買に手を染め、
どんどん闇社会の住人になっていく。。。といった感じです。
 
そしてタイトル、「Breaking Bad」。
 
ingを抜かした「Break Bad」というフレーズはいくつかの意味がありますが、
基本的には「コントロール出来ない」、「(悪い意味で)ワイルド、クレイジーになる」
と言う意味を持ちます。
 
そして「Breaking Out」=「出す、出る」なので、「自分の中の『悪』がだんだん出てくる」となります。
 
ですので、一言でまとめると「だんだん悪に落ちていく」って感じですね!
 
 
ウォルター、闇の住人になっちゃうんですからね。
 
さて!前置きはこのくらいにして、見て行きましょう!
 
1話ずつが長いので、前編中編後編に分けて見ていきます!
 
※ここから本編です!ストーリーの流れも書きますので、
読む前に1話目を見てもらったほうが良いかもしれません!※
 
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第1話はまず車が大爆走してドカーンするところから始まります。

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ブリーフ一丁の中年のオッサン、こちらが我らが主人公、ウォルター・ホワイトさんです。
 
車のダッシュボードからビデオカメラを取り出して、
家族へのビデオレターを録画します。

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ここで、時は3週間前の朝に遡ります。
 
この日はウォルターの50際の誕生日。
奥さんのスカイラーが朝ごはんを出してくれるこのセリフを見てみましょう。

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(残り52:36時点)
"What time do you think you'll be home?"
「何時に帰ってこれそう?」
"Same time."
「いつもと同じくらいだよ」
"I don't want him dicking you around tonight. You get paid till 5, you work till 5, no later."
「今夜はあいつのいいなりにならないで。5時までしかお給料貰ってないんだから、
働くのは5時までにして。それ以降はダメ。」
 
はい、こちらの「dicking around」ですが、「ふざける」、「意味の無い」という意味です。
実はウォルターは教師の仕事のあとに車の清掃屋さんで会計のバイトをしていて、
そこの雇い主がすごくむかつくやつなんです。
契約外の仕事をさせたり、時間外なのに残業させたり。。。
 
スカイラーは「5時以降はお金が出ないんだから、居る意味ないじゃない。ふざけんな」
という意味と、言い方的に「bossing around」(アゴで使うなど)
のニュアンスも含めて言ってますね。
 
ここで息子のウォルター・ジュニア君が降りてきます。
見ればわかりますが、ジュニア君は軽い障害を持っています。
杖が無いと歩けないので足が少し悪いのと、喋り方にも少し障害がありますね。
 
ここでジュニア君とウォルターは学校へ。
 
ウォルターはやる気の無〜い生徒達に「化学とは何か?」のスピーチをします。
その途中で男子生徒のチャド君に注意も。
 
そしてバイトのお時間です。
清掃係が一人辞めてしまい、ウォルターは会計として雇われたのに
清掃係もやらされるハメに。
 

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仕方なく車を洗うウォルター。するとどうでしょう!
ななななんと!ウォルターが洗っていた車は先ほど授業中に注意した生徒、
チャド君のものだったのです!

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「先生、ピカピカにしてくれよ!」などと言われ、写真も撮られてしまいます。
うーん、これは屈辱的!
 
ここでチャド君の彼女が電話で話している時のセリフに注目してみましょう。
 
(残り47:51時点)
"Oh, my God. You would not believe who's cleaning Chad's car. Mr. White from Chemistry."
「うっそ。ねえチャドの車、誰が洗ってると思う?化学のホワイト先生よ!」
 
はい。ここで使われている、
"You would never believe"ですが、直訳してしまうと「絶対に信じられない」ですが、
これは「Guess who is...」=「〜してるの、誰だと思う?」
と同じようなものだと思って貰って大丈夫です。
 
強いて言えば、これのもうちょっと驚いた時に使うバージョンです。
 
進みます!
 
ウォルターが家に帰ると、「「「「「サプライズ!!!」」」」の声が!

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家族とお友達が、バースデーパーティーを開いてくれてました!
 
少しあとにウォルターの義弟のハンクがウォルターの為にスピーチをします。
ここのセリフに注目です!
 

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(残り46:13時点)
"Everybody listen up, listen up, listen up! I'm gonna give a toast."
「みんな聞いてくれ!乾杯の挨拶をするぞ!」
 
この「toast」ですが、食パンのトーストじゃないですよ。笑
「乾杯の挨拶(音頭)」という意味です。
 
昔イギリスで美味しいワインがあまり作れなかった頃、
ワインの酸味を和らげる為にワインのグラスにトーストしたパンのかけらを
入れて飲んでいたのが語源だと言われています。
 
ちなみに乾杯の挨拶を「する」時は、「do」は使いません。
 
"I would like to make a toast"=「乾杯の挨拶をしたい」や、
ハンクのように、"I'm gonna give a toast"=「乾杯の挨拶をするぞ!」という風に、
「make」か「give」を使います。
 
飲み会やパーティーで使えますよ!これはぜひ覚えてください♪
 
そしてその夜、スカイラーがウォルターに夜のプレゼント(笑)
をあげて、その日は終わります。

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キリがいいので、今回はここまでにします!
 
こんな穏やかなおじさんが闇社会の住人になってしまうなんて、
まだ全然思えないですよね。
 
見ていくごとにすごく面白くなっていくドラマなので、是非見てくださいね♪
 
では次回は中編を書きます!
 
それでは!