Breaking Bad Season 1 Episode 1 中編
こんにちは!
Breaking Bad Season 1 Episode 1 中編ですよー。
引き続き!huluで見ながら書いていきますよ♪
(※ストーリーの流れも書いていきます。気になる方は先に本編を見てから読んでください。)
ブレイキング・バッド SEASON 1 - COMPLETE BOX [Blu-ray]
posted with カエレバ
ブライアン・クランストン ソニー・ピクチャーズエンタテインメント 2014-08-06
前回はウォルターのバースデーパーティーが終わったところまでいきましたね。
シーンは後日、ウォルターのバイトの時間へと続きます。
咳き込み、倒れてしまうウォルター。救急車に運ばれ、そのまま病院へ。
診察後、お医者さんに手術不可能な肺ガンだと言われてしまいます。
ここでのウォルターとお医者さんの会話に注目!
(残り39:26時点)
"You understood what I've just said to you?"
「今私が言った事、理解できましたか?」
"Yes. Lung cancer. Inoperable."
「ええ。肺ガン。手術不可能なもの。」
"I'm sorry I just need to make sure you fully understand."
「すいません、全部理解していたのか確認したいのですが」
"Best-case scenario, with chemo, I'll live maybe another couple years."
「化学療法を使ってうまくいっても、余命あと約2年」
「化学療法を使ってうまくいっても、余命あと約2年」
はい!ここでウォルターが言ってる、「Best Case Scenario」。
「すべてが理想的に進めば」や、「最高の展開」という意味です。
今回のウォルターの場合だと、簡単に言えば、上の訳の通り、
「うまくいっても」や、「うまくいったら」という意味合いになります。
「一番良い方法を取った場合」という、「仮説」を「シナリオ」に例え、
その場合はこうなる。という言い回しです。
ウォルターの場合は、一番良い策が「化学療法を使う」ですね。
ですので、「化学療法を使って全てが理想的に進んでも、余命はあと約2年」
という事になります!
逆に、「最悪の場合」と言う意味で、「Worst Scenario」もあるんですよー!
例えば、
"The worst scenario is he dumps me on Valentine's Day."
「最悪の展開はバレンタインにフラれることね」
とか!
それでは進みますよ♪
バイトでまた外の仕事を押し付けられたウォルターは
キレてしまい、雇い主に文句(?)を言って辞めてしまいます。
次のシーンでは何かを考えながらマッチを点けてはプールに投げ入れるを
繰り返すウォルターの姿が。ウォルターは携帯を出し、
麻薬捜査官の従兄弟、ハンクに「今度捜査に同行させてくれ」と電話をかけます。
そして本当に捜査に同行させてもらったウォルター。
今回の犯人の名前は「キャプテン・クック」と名乗っている奴みたいです。
ハンクの合図でマスクをした捜査官達が犯人の家に乗り込み、
犯人の一人を捜査官たちが取り押さえたあと、
窓から男が一人出てくるのをウォルターは目撃。
その時驚いた顔で「ピンクマン。。。!?」と呟くウォルター。
どうやらウォルターは彼のことを知っているようです。
しかもその男が乗り込んだ車のナンバープレートに
「THE CAPN」、「ザ・キャプテン」と書かれているではありませんか!
まさかの犯人発見であります!
その夜、ウォルターは犯人の家を訪れます。
ここでのウォルターと犯人の会話に注目してみましょう。
(残り30:30時点)
"Hey uh... It's me. I'm alone."
「おい、私だ。一人で来た」
"How'd you find me?"
「どうやって俺を見つけた?」
"You're still in our filing system. "
「まだ学校の名簿にお前の情報が入ってるんだよ」
はい。「Filing system」。学校の名簿や、生徒の情報のことを指しています。
この会話の流れからしてわかるように、キャプテン・クック、
ピンクマン君はウォルターの昔の教え子だったのです!
ここの会話をもうちょっと見ていきましょう!
(残り30:02時点)
"Look, no one's looking for you."
「誰もお前のことは探して(追ってきて)ないよ」
"Why are you here?"
「なんで来たんだよ?」
"I was curious. Honestly, I never expected you to amount to much, but methamphetamine?
I didn't picture that. There's a lot of money in it, huh?"
「ちょっと好奇心でね。まさかお前があんな大量の麻薬、しかもメタンフェタミンをなんて、
考えもしなかったよ。すごく稼げるみたいだな?」
"I don't know what you're talking about."
「何を言ってるのか全然わからないよ」
"No?"
「そうか?」
"Not a clue."
「何も」
"Cap'n Cook? That's not you? Like I said, no one is looking for you."
「キャプテン・クックはお前じゃないのか?
また言うけど、誰もお前を探して(追って来て)ないよ」
"Look, I don't know what you think you're doing here, Mr. White.
I mean, if you're planning on giving me some bowl winder about getting right
with Jesus by turning myself in -"
「一体何の用だよ、先生?クソ長い説教でもして更生させて自主しろとか言う気かよ?」
"Not really."
「そうじゃない」
High school was a long time ago. You ain't Welcome Back Kotter, so step off. No Speeches"
「高校なんて大昔の事だ。お前なんて歓迎しねえよ、コッター。黙ってとっとと失せろ。」
はい!こちらの会話ですが、3つつ抑えておきたいところがあります。
一つ目は、ウォルターのセリフの中にある、「I didn't picture that」です。
「I didn't picture...」は「I didn't think about...」と似た意味の言い回しで、
日本語で言うと「思いもしなかった」ということになります。
「頭の中で想像(picture)できなかった」と言う意味ですね。
二つ目はピンクマン君のセリフの中にある、「bowl winder」です。
bowl winderはスラングで、超長いウ◯チと言う意味です。笑
便器(toilet bowl)の内側の周囲を巻ける(winder)くらいの長さのウ◯チと言うことです。
なので、「bowl winderのように長い」=クソ長い
更にピンクマン君のニュアンスだとbowl winderと言う事で「説教」という意味にしてるので、
日本語で言うとピンクマン君はここで「クソ長い説教」と言いたいのです。
三つ目もピンクマン君のセリフで、「You ain't welcome back, Kotter」です。
こちらは元ネタがあります。1975年〜1979年にテレビでやっていた、
「Welcome Back, Kotter」という学園コメディーテレビドラマです。
Kotterは主人公で、学校の先生。
ピンクマン君はウォルターの元教え子なので、ウォルターをKotterと呼んだわけです。
Welcome Back, Kotterなのに、悪口で「You Ain't Welcome Back」、と言って。笑
さて、続きます!
このあとウォルターはピンクマン君に
「お前はこのビジネスをよく知ってる。そして私は科学を知ってる。
どうだ、私を組まないか?もし嫌だと言うのなら、警察に突き出すぞ」
という脅しをかけます。笑
個人的に、ここがウォルターの最初の、「Breaking Bad」、
「自分の中の悪を出した」ところかなと感じます。
このあと、ウォルターの奥さんスカイラーとその妹マリー(私と同じ名前。。。笑)
のトークしてるシーンがあって、そのあとまたウォルターに戻ります。
学校の化学実験に使うビーカーや薬品を車に積み、ピンクマンの家に行くウォルター。
色々な道具を見せるも、ピンクマンが学校で教えたことを全く覚えていませんでした。
これにウォルターはちょっとイラっとします。笑
ここで一つ問題が発生です。
どこで麻薬を作る?
ピンクマンは自分の家では嫌だと言いますし、もちろんウォルターの家には
家族が居るので麻薬を作ることなんて出来ません。
ここでピンクマンのアイディア、「キャンピングカー」が出てきました。
ちょうど自分のキャンピングカーを売りたいと言っている知り合いがいるとの事で好都合。
ウォルターはお金をおろし、ピンクマンに渡します。
ここでの二人の会話に注目!
(残り21:59時点)
"Wait, wait. Hold up. Tell me why you're doing this. Seriously."
「ちょっと待てよ。あんたがこの仕事をやる理由はなんだよ?」
"Why do you do it?"
「お前はなんの為にやってる?」
"Money, mainly."
「メインは金だね」
"There you go."
「私も同じだ」
"Nah, come on! Man, some straight like you, giant stick up his ass, all of a sudden at age,
what, 60, he's just gonna break bad?"
「ごまかすなよ!お前みたいに今までクソ真面目に生きてきた奴が、
いきなり60になったらワルになるのかよ?」
"I'm 50."
「まだ50だ」
"It's weird is all, okay? It doesn't compute. Listen if you've gone crazy or something I mean,
if you've if you've gone crazy or depressed, I'm just saying that's something I need to know about.
Okay? I mean, that affects me."
「ただ変なんだよ。意味がわからない。なあ、いきなりクレイジーになっちまったとか、
それか何か悲しいことがあったんなら、俺はそれを知っておきたいんだ。でないと不安なんだよ」
"I am awake."
「目覚めたんだよ」
"What?"
「は?」
"Buy the RV. We start tomorrow."
「車を買ってこい。明日から仕事を始めるぞ」
「車を買ってこい。明日から仕事を始めるぞ」
ここでピンクマンが言っている、「compute」に注目してみましょう。
「compute」とは、もともとは「計算」や「割り出す」という意味です。
ですが、「どんな計算をしてもこの答えに行き着かない」といったニュアンスで、
「意味がわからない」と言う意味にもなります。
これは是非覚えてくださいね♪
さて、次のシーンでは、ウォルタージュニア君がジーンズを試着している所に移ります。
そこで鏡の前で試着しているジーンズを見てみると、
周りの男の子達がジュニア君の真似(?)をしながら陰口を叩いてます。
そこでウォルターはその中の一人の足をキックして倒し、
足を踏みつけて「どうした、歩けないのか?」と挑発します。
ここでのウォルターの言い回しに注目してみましょう。
(残り18:59時点)
"What's wrong, chief? Having a little trouble walking?"
「どうした大将、歩けないのか?」
ここでウォルターが言っている「Chief」。
そのまま直訳すると「集団の長」や「上官」などの意味になりますよね。
ですが、もちろんこの男の子はウォルターの上官などではありません。
これは上の訳のように、日本語で言うと「大将」という感じです。
偉そうな態度を取っている人を負かす時にいう皮肉や挑発の時に使います。
他には、「Big guy」などがありますね。
"What's wrong, big guy? Having trouble walking?"など。
本当に自分より立場の上の人に挨拶として"Hey Cheif!"や、"Hey, Boss!"と言ったりもします。
これは覚えておくといいかもしれません♪
続きます。
倒された男の子が反撃しようとしますが、仲間に連れられて、
スタコラサッサと洋服屋さんから出て行きましたとさ。
はい!キリがいいので今回はここでお終いでーす!
どうでしたか?
ウォルター、前半とくらべてだんだんワルになってきましたねー。笑
本当にオススメのドラマなので、是非是非見ていただきたいです!
次は後編です!
次回もお楽しみにー♪
それでは!